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QFract -- a Qt based fractal viewer
Mandelbrot 集合や Julia 集合などを高速に表示するビューワです.
動作環境は:
- Mac OS X
- Windows (MinGW を使用)
- Linux, Mac OS X, FreeBSD などの X Window System が動く環境
です. X 上で動かす場合はソースコードからコンパイルしてください.
ライセンスは, とりあえず GNU GPL v2 にしておきます.
Qt4.5 から open source 版が LGPL になったので,
BSDL か何かに変えるかもしれませんが...
ソースコードはGitHubで公開しています:
https://github.com/romanesco/qfract
使い方:
i) 起動と終了
Mac の場合は qfract-mac.app, Windows では qfract.exe をダブルクリックして
ください. Linux ではビルドしたディレクトリに移動して,
$ ./qfract
とすると起動します.
終了はメニューの「ファイル」→「終了」を選ぶか,
全ての窓を閉じてください.
ii) 基本的な使い方
起動すると Mandelbrot 集合が表示されます.
ii-1) ズーム
ズームしたい場合は, 右ボタンをクリックしながらドラッグして
領域を選択すると, その領域の絵が新しいウィンドウで開きます.
ii-2) 軌道の表示
メニューから「設定」→「軌道を描く」を選ぶと,
ポインタのある位置に対応した軌道が描かれます.
(相空間の場合はその点の軌道ですが, パラメータ空間の場合は対応する
臨界点の軌道などになるため, ポインタの位置から始まるとは限りません. )
もう一度選ぶと描くのを止めることができます.
ii-3) 子ウィンドウの表示
パラメータ空間の絵などでは, 子ウィンドウを開くことができます.
メニューから「設定」→「子ウィンドウを開く」を選んでください.
新しい窓が開きます. 元のウィンドウの点をクリックすることで,
対応するパラメータの絵が子ウィンドウに描かれます.
ii-4) パラメータの変更
メニューから「設定」→「パラメータ設定...」を選ぶと,
パラメータが設定できます. 画像のサイズ, 範囲,
最大計算回数などの設定もできます.
iii) その他の機能
iii-1) 関数の変更
メニューから「設定」→「関数プラグインを選択...」を選ぶと,
他に用意されたいろいろな関数の絵を表示することができます.
関数の名前や説明は日本語化していません. すいません.
関数は動的に読み込むようになっているので,
ダイアログに表示されない関数や, 自作の関数を選びたい場合は,
更にダイアログ下の「ファイルを開く...」ボタンを押すと選ぶことができます.
一部の関数は C 言語の static 変数を仕様しているため,
複数のウィンドウを開くと (特にパラメータが違うと) 動作がおかしくなる
可能性があります. 残念ながら仕様です.
iii-2) カラーマップの変更
メニューから「設定」→「カラーマップを開く...」を選ぶと,
違うカラーマップを選ぶことができます.
基本的におすすめのカラーマップで表示するようにしてあるので,
あまり使うことはないはずです.
自分でカラーマップを作ることもできますので, 色が気に入らない方は,
colormaps ディレクトリ (フォルダ) の map ファイルを参考に作ってみてください.
単に各行に R, G, B の値を 0-255 の間で書いたものを, 256色分 (256行)
書くだけです.
ちなみにカラーマップを選ぶと1から絵を描き直します.
直せないことはないですが, 仕様です. 勘弁してください.
ですから, 時間のかかる絵のカラーマップを変える場合は,
一度計算回数を極端に少なくして試すことをおすすめします.
iii-3) 保存
「ファイル」メニューから「保存...」を選ぶと,
描いた絵を PNG フォーマットで保存することができます.
iii-4) 読み込み
qfract で描いた PNG ファイルには, コメントにパラメータなどのデータが
全て書きこまれているため, それを読み込んで表示することができます.
「ファイル」メニューの「開く...」を選んでください.
(他の PNG ファイルは読めません. エラー処理をちゃんとしていないので
試さないでください. )
iii-5) 印刷
メニューの「ファイル」から「印刷...」を選ぶと描いた絵を印刷することが
できます.